小児矯正
お子様の歯並びについてお困りではありませんか?
よくない歯並びってどんなもの?
- 受け口(下顎前突・反対咬合)
- 噛み合わせた時に下の顎が上の顎より前に出ている
- 叢生(乱ぐい歯・八重歯)
- 歯並びがデコボコになっている
- 出っ歯(上顎前突)
- 上の前歯や上顎が前へ突き出ている
- 開咬
- 奥歯だけで噛んでいて、前歯が噛み合っていない
- 交叉咬合
- 噛みあわせが横にずれている
- すきっ歯
- 歯と歯の間に隙間がある
歯並びが悪い・上下の歯の噛み合わせが悪い状態を「不正咬合」といいます。
- 不正咬合のままほおっておくと、
- 食事がよく噛めない
- 発声が悪くなる
- むし歯になりやすい
などの問題がおこりやすくなります。
矯正歯科では、矯正装置を使用してこの「不正咬合」をゆっくりと治していきます。
子供は成長段階にあるため骨も柔らかく、顎の成長を調整しながら治療できるため、矯正には最適な時期といえます。
小児矯正治療のメリット
- 不必要な抜歯の確率が低くなります。
- 矯正期間中は定期的に通院するため、効率的な虫歯予防ができます。
- 早めの矯正により、発音の改善や咀嚼機能の向上が望めます。
小児矯正治療のデメリット
- 一般的に、治療期間が大人の場合よりも長くなります。
- 治療を受けるお子様が協力的でないと、よい治療結果がでにくくなります。
- 装置着用中は歯磨きがしにくくなるので、虫歯になりやすくなります。
治療の方法
★ワイヤー矯正
最も一般的な矯正法で、治療効果が高く、ほぼ全てのケースで治療可能な方法です。
ワイヤーはギラギラして他人の目が気になる…、という方には透明なプラスチックや白いセラミック製の目立ちにくいものもあります。
(治療費が高額になったり、治療期間が長期化する可能性があります。)
★マウスピース矯正
透明のマウスピースを使用する矯正方法です。
取り外し可能なので衛生的でワイヤーに比べて違和感も軽減されます。
治療の流れ
小児矯正は2段階に分けて治療します。
- 1期 ~12歳(乳歯・永久歯が混在する時期):顎の骨のバランスを整える
- 2期 12歳~(永久歯が生え揃った時期):矯正器具を使用し歯並びを整える
治療を始める時期についてはケース・バイ・ケースですが、顎の骨の調整が必要な場合もありますので、顎の骨の形成時期にある1期に治療を検討していただくのが理想的です。
歯並びがよくなると、笑顔にも自信がもてるね!