小児矯正治療のメリット
- 不必要な抜歯の確率が低くなります。
- 矯正期間中は定期的に通院するため、効率的な虫歯予防ができます。
- 早めの矯正により、発音の改善や咀嚼機能の向上が望めます。
小児矯正治療のデメリット
- 一般的に、治療期間が大人の場合よりも長くなります。
- 治療を受けるお子様が協力的でないと、よい治療結果がでにくくなります。
- 装置着用中は歯磨きがしにくくなるので、虫歯になりやすくなります。

★ワイヤー矯正
最も一般的な矯正法で、治療効果が高く、ほぼ全てのケースで治療可能な方法です。
歯の表面にブラケットという装置を貼り付け、そこにワイヤーを通して歯を少しづつ動かしていきます。
期間は、平均で2〜3年程度。この期間は調整のため1〜2ヶ月に1度ほど通院する必要があります。
ワイヤーはギラギラして他人の目が気になる…。
最近では、透明なプラスチックや白いセラミック製の目立ちにくいものもあります。
(治療費が高額になったり、治療期間が長期化する可能性があります。)
また、歯の裏側に装置を取り付ける裏側矯正という方法もあり、より他人に目立たないよう治療ができるようになりました。
・裏側矯正は適応する症例が限られます。
・食事や会話に違和感を感じることがあります。
★マウスピース矯正
透明のマウスピースを使用する矯正方法です。
約2週間ごとにマウスピースを交換し、1日20時間以上装着します。
取り外し可能なので衛生的でワイヤーに比べて違和感も軽減されます。
・適用できるケースが限られています。
・装置を外したままにならないよう、ご本人の協力が必要です。

- カウンセリング
- 保護者の方やお子さんご自身のご希望をお聞きします。
実際に口の中を見せてもらい、歯並びや噛み合わせの問題点や治療に必要な期間・費用等の目安をご説明します。
気になることがありましたら、何でもご相談下さい。
- 検査・診断
- レントゲン撮影や歯の型取りなど治療に必要な検査を行います。
検査結果を基に、実際の治療内容や期間・費用などをご説明し、納得していただいた上で 治療を決定します。
- 治療スタート
- 矯正装置を装着し、治療スタートとなります。歯磨きの指導も行います。
数週間または数ヶ月に一度のペースで来院していただき、 噛み合わせやお口の状態(虫歯・歯周病)などのチェックをします。
歯磨きの指導も行います。
- 保定期間
- 歯並びが整い、装置を外した後の歯はまだ不安定なため、放置しておくと元に戻ろうとしてしまいます。
骨が安定するまでリテーナーという装置で安定させ、徐々に間隔をあけながら経過観察をします。 (期間:約2年)
小児矯正は2段階に分けて治療します。
・1期 〜12歳(乳歯・永久歯が混在する時期):顎の骨のバランスを整える
・2期 12歳〜(永久歯が生え揃った時期):矯正器具を使用し歯並びを整える
治療を始める時期についてはケース・バイ・ケースですが、顎の骨の調整が必要な場合もありますので、 顎の骨の形成時期にある1期に治療を検討していただくのが理想的です。

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